10月18日(日)

第1試合 京都学園大学 BOX vs 神戸親和女子大学 BOX

リーグ最終戦、勝って終わりたい京都学園大学と一次リーグの悔しさを晴らしたい神戸親和女子大学の一戦。前半、神親和が流れを掴み開始から京学園を突き放す。京学園も反撃するが神親和の勢いが勝り前半終了。後半、京学園が勢いを取り戻し、第4ピリオドで9点差まで持ち込む。最後の最後まで京学園は諦めなかったが神親和が一次リーグの無念をはらした。

 

第1ピリオド、京学園#4小山のシュートでゲームが開始。開始から激しいゲームが展開される。#47上山や#66寺下のシュートで神親和が流れを掴む。京学園は神親和の積極的な攻防にファウルがかさんでしまう。京学園は神親和のミスを誘いオフェンスチャンスを増やすがなかなか得点に繋げることができない。20-8と神親和がリードで第1ピリオド終了。

 

第2ピリオド、開始早々決めては決め返す緊迫したゲーム展開となる。京学園のミスに泥臭く迫る神親和はフリースローで着実に加点していく。神親和のゾーンディフェンスにはまってしまう京学園。たまらず京学園はタイムアウトを要求。37-20と神親和がリードで前半終了。

 

第3ピリオド、ミスが目立ち始めた京学園は神親和の厳しいディフェンスに苦戦を強いられる。#4小山の3Pシュートで反撃を開始した京学園は#立て続けに22福田のシュートが決まる。対する神親和は、#25根来の3Pシュートや1on1で得点を重ねていく。48-34と神親和がリードで最終ピリオドへ。

 

第4ピリオド、開始から神親和が立て続けにミスをし、京学園#14青山、#5片山のシュートで10点差と徐々に点差が縮まり始める。一進一退の攻防が続く。京学園が果敢に攻め込むも神親和の堅いディフェンスにネットを揺らすことができない。#6近田のバスケットカウントで流れは一気に京学園へ。9点差まで縮めるも神親和は簡単に攻め込むことを許さない。66-57と神親和が勝利で試合終了。

 

記入者:奥野 歌菜

第2試合 関西外国語大学大学 BOX vs 武庫川女子大学 BOX

リーグ戦最終試合、白星を飾りたい関西外国語大学とインカレ出場がかかる武庫川女子大学との一戦。前半、武庫川#8木村が躍動し波に乗る。プレイヤー全員が着実に点を重ね、関外大を大きく突き放した。一方、関外大も#16窪田を筆頭に応戦する。関外大はシュートチャンスを作るも武庫川の堅い守りにネットを揺らすことが出来ない。前半の勢いのままに武庫川がリードを守り続け、49-76で勝利しインカレへとつないだ。

 

第1ピリオド、序盤武庫川#8木村が華麗にバスケットカウントを決める。対する関外大#16窪田もバスカンを決め返す。一方、武庫川#19明見が3Pシュートを、#8木村がリバウンドシュートを制し着々と点を重ねる。関外大#4白川、#16窪田がドライブインを決め返し応戦する。関外大は流れを掴むべく、頻繁に選手交代を行い挑むが、武庫川のドライブに対するディフェンスを打ち砕くことが出来ない。一方、武庫川#8木村が中外と躍動し、9-19武庫川リードで第1ピリオド終了。

 

第2ピリオド、開始早々、武庫川#11山本が逆サイドからのアシストパスから見事な3Pシュートを決める。対する関外大#4白川や#16窪田がドライブインを仕掛け応戦する。一方武庫川は#8木村がゴール下の攻防を制し、#5吉永は3Pシュートを得点し突き放しにかかる。後半、関外大も#4白川のドライブでディフェンスをずらし、#16窪田がカッティングプレイ、最後に#8刑部がローポストでシュートを放ち反撃にかかる。しかし、武庫川は全プレイヤーがバランスよく得点を挙げ、相手に波を渡さない。40-16武庫川が大きく突き放し第2ピリオドが終了。

 

第3ピリオド、前半の勢いそのまま武庫川は#13福島が3Pシュート、#10伊藤が確実にシュートを沈める。対する関外大は#16窪田が3Pシュートで応戦する。関外大#4白川は堅い守りを見せ、簡単に攻めさせない。対する武庫川はイン・アウトサイド共に攻め、勢いは止まらない。関外大は武庫川の堅いディフェンスに苦しいシュートを強いられ得点を決めることが出来ない。それでも関外大は徐々に速攻のシュートが入り32-57武庫川リードで最終ピリオドへ。

 

第4ピリオド、関外大ボールで再開。関外大は#16窪田が3Pシュート確実に決める。対する武庫川#13福島が3Pシュートを連取し点差を広げる。一方、関外大はイージーミスが目立つ。その間武庫川は#8木村や#15岩本が着々と点を重ねる。それでも関外大#16窪田を筆頭にアグレッシヴにシュートを狙う。なかなかネットを揺らすことが出来ない中でも関外大#4白川は見事な3Pシュートを得点する。前半、大きく突き放した武庫川が49-76で勝利を手にし、インカレへと一歩近づいた。

記入者:渡邊 春菜

 

第3試合 立命館大学 BOX vs 天理大学 BOX

共にインカレ出場に大手をかけた立命館大学と天理大学の一戦。試合開始から立命館#6浅井の3連続3P シュートにより勢いに乗る。天理大はそれに対抗して#5松村が果敢にシュートを狙うがなかなか思うようにいかず、徐々に立命館に差を広げられていく。天理大#30松岡、#15笹川が3Pシュートでつなぐも立命館#12羽田が3Pシュートを決め、勢い付く。このまま流れは変わらずかと思われたが、天理大#7杉内がゴール下で粘りを見せ、追い上げを謀り45-23で前半を折り返す。後半、立命館#4野原が得点するも天理大#20塩川の速攻から立て続けにシュートが決まり、天理大が追い上げを見せる。焦った立命館はタイムアウトを取るが天理大#7杉内が執念を見せバスケットカウント。第4ピリオド明け、天理大が立て続けにシュートを決め、追い上げを謀る。#7杉内がゴール下で粘るものの、序盤で開いた点差が大きく響き、追い付くことが出来ない。76-66立命館勝利で試合終了。

 

第1ピリオド、先制点を奪ったのは立命館。#6浅井が3Pシュートを2本連続で決めると、立命館ベンチが一気に沸く。天理大は#5松村が攻めシュートを決めるも、なかなか勢いに乗ることができず、その間に立命館が徐々に点を積み重ねていく。立命館#6浅井がこの日3本目の3Pシュートを決めると、焦った天理大ベンチはすぐさまタイムアウトを取る。そのタイムアウトが功を奏し、#30松岡#18岩本のコンビネーションにより貴重な2点を得る。その後も必死に攻め、なんとか#11久松のシュートで粘る。立命館は約2分間無得点の状態が続いたが、#6浅井が3P シュートを2本連続で決め、息を吹き返す。負けていられない天理大は#30松岡が3Pシュートを決めるが立命館#8坂本がフリースローを決め23-11。立命館リードで第1ピリオド終了。

 

第2ピリオド、立命館#8坂本がシュートを決め、その後も#6浅井が果敢な攻めを見せる。しかし、天理大も#15笹川の3Pシュートが決まりベンチが一気に盛り上がる。立命館は負けじと#4野原が3P シュートを決め勢い付き、#12羽田も連続でシュートを決める。これで第2ピリオドの勢いを完全に勝ち取ったかに思われたが、天理大#7杉内がゴール下で粘りを見せ、バスケットカウントを得る。立命館は#12羽田が3P シュートを筆頭に点差を広げ始める。45-23立命館リードで第2ピリオド終了。

 

第3ピリオド、立命館#4野原がシュートを決めると、天理大#18岩本もすぐさま点を返す。その後、天理大#20塩川の速攻から立て続けにシュートを決め、一気に波に乗る。#7杉内が3P シュートを決め、立命館がタイムアウトを取る。しかし、勢いに乗り始めた天理の勢いは止まらず、#7杉内がバスケットカウント。負けていられない立命館#12羽田は3P シュートを決めるが、天理大#21林が粘りを見せシュートを決める。立命館#6浅井がシュートを決め、56-43。立命館リードで第3ピリオド終了。

 

第4ピリオド開始直後、立命館#8坂本がフリースローを獲得。天理大#11久松#18岩本がシュートを決め、徐々に点差を詰めていく。天理大に流れ始めた勢いを断ち切るべくタイムアウトを取った立命館だが、天理大#7杉内が執念を見せ、リバウンドからのシュートを決める。立命館は#4野原がシュートを立て続けに決め、波に乗り始める。天理大は後半2回目のタイムアウトを取るも、ボール運びに苦戦する。しかしそれに動じず、#10常川が確実にシュートを決める。天理大は#7杉内がゴール下で粘りを見せたが、立命館は落ち付いて点を決める。必死に喰らいついた天理だったが、序盤の点差が大きく響き、76-66で試合終了。

 

記入者:片山 明子

 

第4試合 奈良学園大学 BOX vs 関西学院大学 BOX

一つでも多く白星をあげ、勢いに乗りインカレを迎えたい、奈良学園大学と関西学院大学の一戦。序盤から、両チーム一歩も引かぬ、均衡したゲーム展開が繰り広げられる。均衡状態の中、奈学園は#6ヌンイラ、#15永澤のセンタープレイを中心に確実に得点を重ね、流れを掴む。対する関学大は、果敢に攻め込むものの、奈学園の堅い守りに苦しみ、思うように得点に結びつけることが出来ない。しかし、第2ピリオドに入り、徐々にリズムを取り戻した関学大は、#5高橋、#13木原の得点で必死に奈学園に喰らいつく。後半、徐々にリズムを掴み始めた関学大は、堅いディフェンスを敷き、奈学園を苦しめ、積極的に1on1を仕掛ける。しかし、奈学園がセンター陣にボールを集め、冷静なゲーム展開を終始繰り広げた奈良学園大学が88-67で勝利をおさめた。

 

第1ピリオド、開始早々、関学大#21山本がネットを揺らすも、すぐさま奈学園#8松本が決め返す。両チーム序盤からコートを駆け回り、激しい攻防が続く。関学大は積極的に攻撃を仕掛けるが、思うように得点へ繋がらない。対する奈学園は#6ヌンイラ、#15永澤のセンタープレイを中心に着実に加点していく。流れを変えたい関学大はタイムアウトを請求。タイムアウト終了後、関学大#15佐藤が3Pシュートを決め、少しずつリズムを取り戻し始めたように見えたが、奈学園の堅い守りと力強い攻撃に苦しみ、21-15で奈学園がリードし第1ピリオド終了。

 

第2ピリオド、先制点を挙げたのは、奈学園#6ヌンイラ。直後、関学大#15佐藤が3Pシュートを決め返し、その後も一進一退の緊迫したゲーム展開が繰り広げられる。中盤、奈学園は、#8松本、#9清本の安定したシュート力で得点を重ねる。対する関学大は、さらにディフェンスを強め、奈学園の攻撃を阻止しようとするが、度重なるファールで苦しむ。しかし、#5高橋の華麗なドライブで得点を挙げると、続いて#13木原が3Pシュートを決め、一気に流れを掴む。流れを掴んだ関学大は、積極的に1on1を仕掛け、奈学園に喰らいつき、3点差まで詰め寄るが、37-34で奈学園のリードで前半を折り返す。

 

第3ピリオド、奈学園#6ヌンイラの得点でゲームが再開する。両チーム、果敢に1on1を仕掛け、相手のファールを誘い、フリースローをものにする。後半に入り、奈学園は外角のシュートが中々決まらず苦しむ。しかし、交代起用の奈学園#10伊藤が3Pシュートを沈め、再びリズムを取り戻し、センター陣も勢いに乗る。対する関学大は、奈学園の堅い守りを破ることが出来ず苦しむが、得意の1on1で必死に喰らいつき、意地を見せつける。61-46で奈学園がリードし、第3ピリオドが終了。

 

第4ピリオド、開始早々、#21山本が先制点を決めると、奈学園#15永澤がすぐさま決め返す。第3ピリオドを堪え、勝負をかける関学大は序盤から堅いディフェンスを敷き、奈学園のミスを誘い、#5高橋を中心に着実に得点を重ねる。対する、奈学園も果敢に攻め込み、関学大の猛攻をしのぐ。猛攻を仕掛け、リズムを取り始めた関学大は、#4石倉、#5高橋の連続得点で、一気に流れを掴むも、奈学園がすかさずタイムアウトを請求する。タイムアウト終了後、奈学園は再びセンター陣にボールを集め、関学大の流れを阻止する。関学大は最後まで、勝利への執念を見せるも、終始冷静なプレイで関学大にリードを許さなかった奈学園が88-67で勝利をおさめた。

 

記入者:井上 彩女

 

第5試合 大阪人間科学大学 BOX vs 大阪体育大学大学 BOX

平成27年度リーグ戦、最終試合。クライマックスゲームを飾るのは、2年連続優勝を目指す大阪人間科学大学と最終戦で勝利をおさめ、インカレへ勢いをつけたい大阪体育大学の一戦。前半、大人科#4岡の華麗なインサイドプレイや、#12田中のジャンプシュートが光り、一気に波に乗る。対する大体大は粘り強いディフェンスから、インサイドの#14白岩につなぎ応戦する。中盤、大体大#8水上、#10鐘ヶ江とアウトサイドのプレイが功を奏し、ついに同点に追い付く。後半、中盤の流れのまま勢いに乗りたい大体大だったが、大人科#4岡の粘り強いリバウンドからのシュートや、#12田中のブロックショットから流れを掴み直す。大体大は試合終了間近まで激しいプレッシャーディフェンスを見せ、大人科に喰らいついたが、一歩及ばす。64-56で大人科が勝利し、見事優勝。二連覇を飾った。

 

第1ピリオド、大人科#4岡がシュートを決め、会場のボルテージを一気に挙げると、続いて#7中川、#12田中がシュートを決める。大体大はスピードあるドライブでアウトサイドから攻め入るがなかなかリングを揺らすことが出来ず、流れを断ち切りたい大体大は早々にタイムアウトを請求。しかし、タイムアウト後も、大人科#4岡のインサイドプレイが止まらず、次々に得点を重ねていく。終盤、大体大は必死のオフェンスリバウンドから#14白岩の根性のインサイドプレイで反撃にかかるも、大人科の攻撃を阻むことが出来ず、20-11で大人科がリードし、第1ピリオド終了。

 

第2ピリオド、開始早々、大人科#4岡がバスケットカウントを沈めると、大体大#10鐘ヶ江がジャンプシュート、大人科#5北村が3Pシュートを決め、互い一歩も譲らない互角の戦いが続く。中盤、大体大#14白岩がゴール下シュートを確実に決め、大体大らしいプレッシャーディフェンスが機能し、大人科に思うようなプレイをさせない。対する大人科も、粘り強いディフェンスやディフェンスリバウンドをキープし、応戦する。終盤、大人科#5北村、#16小池が果敢にリングに攻め入ると、大体大#10鐘ヶ江、#4藤がスピードあるドライブからレイアップシュートを決め、均衡状態が続く。点差は縮まらず34-24で大人科リードのまま後半戦へ。

 

第3ピリオド、開始1分大人科#12田中のブロックショットからの速攻で得点を挙げると、その勢いに乗るかのように#4岡もバスケットカウントを沈める。これ以上、離されたくない大体大は#13上長が3Pシュート、#14白岩がシュートを決める。中盤、大体大#10鐘ヶ江の見事なアシストから#7築舘がシュートを決めると、#8水上、#10鐘ヶ江が畳みかけるようにシュートを決め、流れを引き寄せる。大人科はたまらずタイムアウトを請求するが、タイムアウト後の流れは止まらず、大体大の勢いが増す。大体大#8水上、#10鐘ヶ江が2連続3Pシュートを決め残り2分30秒でついに同点に追い付く。しかし、第3ピリオド終了間際、大人科#12田中のブロックショット、2連続ジャンプシュートが決まり、49-45と大人科が再度リードを奪い返し、最終ピリオドへ。

 

第4ピリオド、大人科#6大城が鋭いドライブで切れ込み、バスケットカウントを決めると、ディフェンスも波に乗り、大体大に得点を決めさせない。対する大体大も意地を見せ、#10鐘ヶ江がクイックストップからのジャンプシュート、#14白岩が3Pシュートを確実に沈め、流れが傾きかける。しかし、勝負どころで試合を決定づけたのは大人科#6大城。高く美しいループを描き3Pシュートを沈め、一気に流れは大人科へ。その後、#4岡がランニングシュートを決め、勝負あり。大体大も粘り強いディフェンスやリバウンドで攻撃につなぐ、粘りの姿勢を見せるも、終始、確実にリバウンドを制し、着実に得点を重ね積み重ねた大人科が64-56で勝利し、見事優勝を果たした。二連覇を飾った。

 

記入者:諏訪 有子